●本日の読書
・「飛びすぎる教室 ~シミズ博士の雑談授業~」清水義範 え・西原理恵子 講談社文庫
ISBN:4-06-275588-2
学問シリーズ最終巻。理科、社会、算数、国語と小学校の主要四教科を終えての最終巻は、授業中の脱線話やホームルーム(うちの地方では「帰りの会」と言っていた)での雑談をまとめた一冊。タイトルはケストナーの「飛ぶ教室」から。雑談なもんで話題はキリスト教や歴史や宇宙や墓、奴隷制度など色々。普段馴染みの無いキリスト教と天使についての話は、最近宗教の人の訪問を受けて色々と話をする上の参考になるので、興味を持って読めました。
ただ、雑談授業と云う今回の本の特質から、各章に共通点が少ない為にちょっと散逸した感じを受けました。一章一章は独立して面白いのだけれど、本全体で見ると自分の興味のあるところしか覚えていない感じ。
あ、そうか。元々そういったところ、興味がある人は覚えている、無い人は覚えていないと云うのが先生の雑談のあるべき姿だから、これはこれでいいのか。個人的には最終章の宇宙の話(ビッグバンから宇宙は膨張している話まで)が最も面白く、「おもしろくても理科」から始まったこのシリーズの中では、やはり理科が自分にとって一番知りたい科目だったのだなあとしみじみ思う午後なのである。