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<item rdf:about="http://stereotype.x-day.org/blog/archives/000290.html">
<title>徒手空拳</title>
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<description>△欲しい本メモ ・「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ／早川epi文庫 ・「千々にくだけて」リービ英雄／講談社文庫 　リービ英雄は外国人初の日本文学者だから日本語の小説、カズオ・イシグロは日系人だから海外小説の翻訳出版。でも産後一ヶ月は読書禁止だから、買っても読めないし、そもそも買いに出れない（と言いつつこのエントリーを携帯でポチポチ打ってりゃ、目にいい筈がない）。 「わたしを離さないで」は評価の高い作品だけど、これを抑えてブッカー賞を受賞したのは何て作品だったかなあ。朝日新聞のサンヤツ（新聞下欄の出版物広告欄。この言葉自体が朝日新聞の造語なので、サンヤツで見た、と言えばそれは朝日新聞の記事である……かどうかは定かでないが。以上、豆知識）で見たのだけど、控えてないから忘れたなあ。...</description>
<dc:subject>積読</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
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<title>「極楽・大祭・皇帝」笙野頼子</title>
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<description>●出産日の読書 ・「極楽・大祭・皇帝」笙野頼子／講談社文芸文庫 　旦那に「なんで笙野頼子の小説が好きなの？」と聞かれて答えられませんでした。 　出産したら暫くは身体や目を休めなくてはならない、即ち一ヶ月間の読書禁止令が出るので（新聞とかテレビは少しであれば大目に見て貰うつもり。本当は駄目なんだけど）、前駆陣痛が来ている中で大急ぎで読了しました。「極楽」はデビュー作品で群像新人賞受賞作、「大祭」は受賞後第一作、「皇帝」は初の長編です。 　今まで読んだ笙野作品の中で、最も読み易かったです。それでも「皇帝」は気合いが要りましたが。そもそも笙野作品が何故読みにくいとか難解と言われるかと考えると、隠喩が独特であるからだと思われます。例えば「母の発達」で五十音のお母さんを創造する事は何を意味しているのか、「タイムスリップコンビナート」で何故マグロから電話があるのか等は、単に読み進めるだけではそれが何を伝えたい為の表現なのか分かりません。答えは各読者が探します。勿論作者は意図を持ってそういう表現をしているのですが、発想が突飛であるので伝わりにくいのです。 　そう云う点でこの初期三作は現実に起こり得る状況の描写が続き、人物の心情、ストーリーの流れが読者の想像の範疇に収まっている為、理解しやすいと考えられます。分裂した母がくるりくるりと大回転したりはしないのです。 　どの作品もねちねちした人間の執着を描き、憎しみがそこかしこに見られるものですが、その醜さ汚らしさが人間の人間たる由縁で小説になり得る題材ですので、それを見つめて膨らませ、昇華させた笙野頼子はやはり凄い書き手だと思います。冒頭の旦那の問いにはこう答えます。 　笙野作品は人間の醜いところを独特の表現で描いていて面白いから。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
<dc:date>2008-09-18T10:57:24+09:00</dc:date>
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<title>当意即妙</title>
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<description>◆本日の購入本 ・「見知らぬ場所」ジュンパ・ラヒリ／新潮クレストブックス　ISBN：978-4-10-590068-7 　先行の長編「その名にちなんで」も読み終えていないですが、旦那が本屋で見つけて「どうする？　買う？」と電話連絡を呉れたので「買う」と即答。ジュンパ・ラヒリでクレストで、と云う余りにもストライク本をちゃんとチェックして呉れる辺り、素晴らしい連れ合いだなあとのろけてみたり。 　帯や解説などを参照すると、「停電の夜に」以来の短篇集です。第四回フランク・オコナー国際短篇賞を満場一致で受賞したとの事ですが、これが異例の二次選考での満場一致決定、最終選考が行われなかったと云うから凄い。まるで「二人の王女」の姫川亜弓・相手役オーディションにおける北島マヤのような作品です（違う）。 　相変わらずクレストブックスは装丁が素晴らしいなあ。...</description>
<dc:subject>積読</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
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<title>一石二鳥</title>
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<description>◆本日の購入本＠bk1 ・「雪沼とその周辺」堀江敏幸／新潮社　ISBN：4-10-447102-X ・「極楽・大祭・皇帝」笙野頼子／講談社文芸文庫　ISBN：4-06-198252-4 ・「超アレ国志」末弘／メディアファクトリー　ISBN：978-4-8401-2236-8 「雪沼とその周辺」は文庫で読んで非常に良かったので、単行本での買い直し。「極楽・大祭・皇帝」はずっと欲しかったのだが普通の本屋で見付からないので注文。「超アレ」は、まあいつも通りのアレで、三国志ファンとしては買いの漫画なのでポチっと注文。全て良い買い物でした。まあ、誕生月で 500 円割引ギフト券が発券されるので慌てて 3000 円分集めて注文したと云うのが実際だったりしますが。 　出産すると身体が弱り、一ヶ月は読書禁止と云う厳命が下される為、到着した本は今急いで読んでいるところです。「雪沼」は既読で「超アレ」は漫画ですぐに読めたので、今取り組んでいるのは「極楽～」ですが、自分の知っている笙野作品のイメージを覆す読み易さでびっくりしています。これは初期作品集との事ですが、昔はこう云う作風だったんですね。「母の発達」から入った笙野ワールドですが、思ってもみないところに道があったと云う感じです。楽しく読んでいきます、この引きこもり・憎悪小説集（裏表紙解説より抜粋）を。...</description>
<dc:subject>積読</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
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<title>「逃亡くそたわけ」糸山秋子</title>
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<description>　夏休みの読書感想文その二。 ●「逃亡くそたわけ」糸山秋子／講談社文庫 　躁鬱病の主人公と、東京に異常な執着を持つ名古屋出身の「なごやん」の、精神病院からの逃避行ロードムービー小説。映画化もされましたね。九州縦断旅行で、主人公が博多出身で地の文にも博多弁が多用されていて、全く異なる方言を扱う私ですが、テンポ良く読めました。無理のない方言は好きだなあ（本当に無理がないのかどうかは出身でないと分からないのですが）。 　各地で起こるこまごました事件、なごやんとの衝突、病状の変化などを交えた逃避行劇はきれいに落ち着き、気持ちよく読了できます。この後に出された「スモールトーク」や「ニート」よりも小説として良いと思います。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
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<title>「風花」川上弘美</title>
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<description>　夏休みの読書感想文その一。 ●「風花」川上弘美／集英社 　うーん。「真鶴」の方が良かったなあ。 　と云うのが正直なところですが、描きたい事柄が異なる小説なので敢えて別々に、これをこれで評価してみます。三十三歳の「のゆり」は不意に夫の浮気を知らされそこから始まる物語なのですが、のゆりが余りにものんびりさんなので刺々しい感じにならないで話が進みます。 　ってか何と云うかこののゆりが鈍臭くて怒らない性格なんで苛々します。要領のいい人にはいいように利用されちゃうタイプで、もし自分の好きな妻帯者の妻がのゆりみたいな性格だったとしたら、かなり闘いにくいと思います、ボケ過ぎて。 　話は動かないように見えてゆるゆると動いて行きます。劇的ななにかにはありませんしカタルシスもないですが、こう云うゆっくり脱皮する感じのお話も悪くないですね。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
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<title>「対岸の彼女」角田光代</title>
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<description>●ちょっと前の読書 ・「対岸の彼女」角田光代／文藝春秋 　直木賞受賞作。でもこの小説の後、角田さんはどんどん小説が上手くなっている。「八日目の蝉」はなかなか継続して読めない新聞小説だったのに、ほぼ毎日読んだもんなあ。閑話休題。 　タイプの異なる二人の女性のお話。視点が子持ち主婦の小夜子と、小さなベンチャー企業葵の高校生時代の二つで、同時並行に違う時代の話が進んでいきます。自分としてはどっちの視点にも共感が出来るので、読んでいて昔を思い出したり痛くなったり面白かったりと色々です。この人の文章は本当に身につまされるなあ。 　小夜子が自分の居場所を探して、娘のあかりを連れて公園ジプシーをする冒頭辺りとか、高校生の葵が同級生に仲間外れにされないように目立たず行動する話なんかは、実際に女の子やった人じゃないと書けないと思います。やはり話のスリリングさから考えると、高校生葵視点の部分の続きがとても気になります。女性として生きていくって結構大変なのよ、うん。男には分かるまい。 　最後に、タイトルの「対岸の彼女」という言葉が効果的に表現されています。タイプの違う女性同士の友情、と簡単にこの話をまとめる事も出来るけれど、完全無欠に相手に委ねきった友情は、女性の場合なかなか成立しない。親友でも相手の厭な部分を知っていて、そこを含めて友人であったりする事が多い。それを文章によって気付かせてくれる、男性より女性に読んで欲しい小説です。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
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<title>「スモールトーク」糸山秋子</title>
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<description>●大分前の読書 ・「スモールトーク」糸山秋子／角川文庫 　糸山秋子の書く女主人公で、車と洋楽に全く頓着しない人間はおらんのだろうか。ま、色なのでいいですが。 　著者の車好きっぷりが遺憾なく発揮された趣味の一冊。角川らしい商売と云えばそうですが、此れを書くに当たって著者は大好きな車たちに試乗出来たので楽しかったろうなあ。売れない画家、ゆうこのところへ昔別れた音楽プロデューサーの本条（カマキリ）が次々と魅力的な車をとっかえひっかえ乗って現れる……と云うお話。車を媒介に二人の心はゆるゆると接近したりまた離れたり、と日常は読ませるのですが（著者は同年代、同時代の作家の中では抜群に小説が上手ですから）、車を中心に据えなければ、逆にもっと日常に密着した細やかながらも広がりのある話になったのではないかと云う気もします。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
<dc:date>2008-06-27T10:13:25+09:00</dc:date>
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<title>多事多難</title>
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<description>◆本日の購入本 ・「猫とともに去りぬ」ロダーリ　関口英子 訳／光文社古典新訳文庫 ・「大人の科学 Vol.17」学研 「猫とともに去りぬ」はファンタジー短篇集で、雰囲気が「頭のうちどころが悪かった熊の話」（安東みきえ／理論社）と似通っていて好みです。ぺちゃんこになった車を小脇に抱えて修理工場へ運ぶの！　素敵！ 　あと、テルミン mini が付録に付いた「大人の科学」は店頭で見て衝動買い。ちゃんと音が鳴りましたよ～。チューニングしてちゃんと音階を出せるように調整中ですが、アンテナが長くて子供に見られると確実壊されるため、子供が寝た夜中に、ヒューって音出して遊んでいます。...</description>
<dc:subject>積読</dc:subject>
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<title>「行儀よくしろ。」清水義範</title>
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<description>●新年の読書 ・「行儀よくしろ。」清水義範／ちくま新書 　明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 　年越し本は泉鏡花の「外科室」にしようと思ったのですが、脳みそのコンディションが偶々古文向きでなかったので、実家にあったこの本を読みました。清水義範の教育論好きだし。 　日本の教育について最近言われている学力低下について、それは本当なのか、そして本当だとしたらそれは果たして悪い事なのかを論考した一冊です。そもそも比較のテスト問題は毎年同じではないそうなので、その結果を持って学力が低下したとは言えないと云う筆者の論はその通りだと思います。また学力低下と云って騒ぐと相対的に年長者の方が出来が良かったと云う事になるので、彼らの優越感をくすぐると云うのもまた正論。 　この本について「そうそう、良く言ってくれた」と思ったところは大きく二つあります。まず一つ目。「学校の先生は普通の人だよ」と云う事。教師をやっている友人も複数人おりますしその方々には不愉快な思いをさせて仕舞うと思いますが、教師は職業として勉強を教える事に長けている、その技術がある人と云うだけで、人間的に優れており、我が子に社会的規範を身に付けさせることが出来る人間であると思い込むのはお門違いであると云う論。それは全くその通りだと思います。先生は単に勉強を教えてくれるだけで、それ以上は期待してはならないし、そんな偉くもない（先生失礼）。躾や社交は各家庭で教育すべき事であるから、学校を責めるのはおかしい。その通り。 　二つ目。「若者が悪くなったと嘆く大人、そんな若者を作ったのは今の大人だ」。これもその通りだと思いますよ。最近モンスターペアレンツなんて言葉も聞くようになってきましたが、そもそも現在の若者は現在の大人の挙動を見て育ったのであるから、若者が悪くなったと思う大人は、彼らに自分たちを育てた親世代より落ちた社会的教育しか施せなかったとそう云う事であるとする論。若者を非難するのは、廻りまわって自分たちが駄目であったと言っているようなもんだと、そう云うこと。これも分かる。 　この本は教育について述べてはいますが、学校教育に限らず、社会が行う教育（規範とかモラル、集団の中での振舞い方など）についても除いて考える事は出来ないとする立場に立った論なので、こう云う意見が述べられている訳です。うん、納得出来る。語り口が優しい（易しい）為に少しゆるい印象を受けるのと、数字のデータを扱っていないために多少甘い感じはしますが、するすると読めました。自分は自分の親から受けたのと同等かそれ以上の教育を、子供に施せるでしょうか。これからの頑張り次第です。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
<dc:date>2008-01-03T12:52:29+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://stereotype.x-day.org/blog/archives/000280.html">
<title>「恋空」美嘉</title>
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<description>●本日の Web 読書 ・「恋空」美嘉／スターツ出版 　読みましたよ携帯小説。勿論本を買ったのではなく、Web で全文公開されているのでちこちことそれを読んだのですが。お金出せる文章じゃないと思うので、電気代だけで読みました。携帯小説を唾棄すべきものとして見ている自分の、多分批判中心の感想になると思いますが、さて書いてみますよ。先ずは筋書きに対する感想から。 　実話を元として書かれたと謳われたこの話ですが、実話だとすると著者であり主人公でもある美嘉氏の怒涛の数年はそりゃもう本当に大変で気の毒でと驚きを禁じえない波乱ぶりですが、うーん、なんかそれぞれの出来事の軽重が自分と違っているので没入出来ないと言うか、何と言うか。以下、ネタばれ含みますので筋を知りたくない方はご注意。 　レイプされるよりも、恋人に冷たくされる事の方がショックって、どうなんだろう？　前者は非常に理不尽な暴力で、それを受ける事による衝撃って被害者しか分からない大変な事なのに、意外に克服するのが早いのですね、主人公。それよりも恋人の挙動による感情の振れ幅の方が大きくて、それに対する一喜一憂が重視されているのが不思議です。私には理解出来ません。 　あとは常識的な突っ込みですが、病気が進行して無菌室に入れられている恋人にキスをしてはいけないと思います。雑菌が進入して死にますよ。加えて一時退院してきている病人と外出し、性交するのもいけんと思います。死にますよ。 　筋についてはまだまだ突っ込みどころはあるのですが、大きなところはそれくらい。次は文章についてです。 　いち本好きとして、この文章にはお金を出せません。堀江敏幸の文章読んでみろ。川上弘美の文章読んでみろ。通読はしましたが、本で買っていたら読み通せなかったです。何が気に食わないって色々ありますが、以下列記。 (1) 視点が固定されていない 　主人公美嘉の一人称かと思ったら、美嘉を外から見た三人称になったり、視点がころころ変わるので読みにくい。 (2) 会話文の語尾にバリエーションが無い 「○○だし！」って今時の話し言葉のスタンダードかも知れませんが、六割近い（印象）会話の終わり方がこれって、芸が無いです。もっと端的に言えば、頭が悪く見えます。 (3) 人物の性格描写がいい加減 　主人公は二人の男性と付き合い、他にも数人の男性から思いを寄せられますが、魅力が読者に伝わって来ません。一人称の文章なので主人公を褒める描写は多く出来ないのは分かりますが、なら三人称で書くとか、一人称なら所作で性格を描き出すとかして欲しいです。主人公がモテる理由が皆目分かりません。都合良すぎと云う印象を与えかねません。 (4) 情景描写が少ない 　私の趣味なのでスルー。登場人物の心情を反映させた情景描写がない文章は、小説と認めません。ただ、一箇所良いところはありました。恋人のヒロと優をそれぞれ川と海に仮託して比較するところ、あそこだけは良いと思いました。 　とまあ色々書いてきましたが、小説として読むと駄目です。ドキュメンタリーとして読めば「お気の毒様です。大変な数年でしたが、今後とも頑張って生きていって下さい」と言葉を掛けたくなります。 　これで、今後の有象無象の携帯小説を読む事は無いと思います。...</description>
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<dc:creator>summer</dc:creator>
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<title>九牛一毛</title>
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<description>　日曜の ETV 特集「ケータイ小説」の番組を見たのですが。 　恋人が死なない話はないのか。 　何でそんな番組を見たか言い訳します。あたしは、携帯小説は文芸誌に掲載されている小説よりだいぶ下の、文体も稚拙で筋書きに味わいもない唾棄すべきものと見ています。それは主に最初に立ち読みした「deep love」が読めたモンじゃない文章だった為に六行で本を閉じた印象を引き摺っているだけなのですが、ここまで携帯小説が跳梁跋扈している現状を鑑みてですね、 ・果たしてあの頃より、携帯小説は良くなっているのか。 ・自分は携帯小説を下に見ることが出来るのか それを確かめる為に見たのです。 　結果、取り上げられていた作家ご本人、及びファンの方々には申し訳ないのですが、紹介された文章や筋書きに、自分の心の琴線に触れるものは全くありませんでした。ただ、実際に恋人を亡くしている人が同様の状況を小説に書いているケースもままあり、それは皮肉でもなんでもなくお気の毒に思うのですが、にしてもやはり「泣ける＝恋人の死」と云う図式が安易に成立している状況は否めないと感じました。 　更に敵の手の内見るため、一冊くらい携帯小説を借りてみようかと考えています。確か会社の図書館が入荷していたので。しかし、貸し出し履歴に残るのは厭だなあ。...</description>
<dc:subject>積読</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
<dc:date>2007-11-19T22:00:08+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://stereotype.x-day.org/blog/archives/000277.html">
<title>「２週間で小説を書く！」</title>
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<description>●本日の読書 ・「２週間で小説を書く！」 清水良典／幻冬舎新書　ISBN：4-344-98007-7 　タイトルに釣られて買いました。別に二週間で小説が書けるようになる（又は仕上がる）とは思っていませんが、書く方のスタンスを説いた小説論が好きなので、この人はどんな方法論を持っているのかなと思い、購入。著者の本は読んだ事なかったのですが、「笙野頼子虚空の戦士」を書いている人なので、好感度が高い状態でスタート。 　今まで読んで来た「小説の書き方」本の中では、情景描写に大変力を入れている（そして入れるべきであると主張している）と云う点で、実用的だと思いました。私が好きな小説の文章は ・五感に訴える文章であること ・情景描写が登場人物の心情をうつしていること ・人物の性格が推測される効果的な仕草が書かれていること の三点が代表であるのですが、この本はその二番目にそのままぴったり当て嵌まります。 　この本が「２週間」を詠っているのは、各章の合間合間に実践トレーニングがあり、その回数が十四回、即ち一日一トレーニングをこなせば二週間で文章力が付くという仕組みになっているからです。実際は一日でこなせるような難易度の低いトレーニングではないのですが（例１：「断片から書く」気に入った文章の断片を用意し、それの一部または全てを含むか、そこから発想した全く別の物語に発展させた文章を書く。例２：「コップを眺める」コップに水を入れて、それを観察して見た事だけを描写する練習。思い出などは入れない）、きちんとやったら確かに描写力が付くと思います。「物語の体操」（大塚英志／朝日文庫）ほど方法が奇抜ではない分、読者にいい小説を書いてもらおうという志が見える一冊です。...</description>
<dc:subject>読書</dc:subject>
<dc:creator>summer</dc:creator>
<dc:date>2007-11-18T17:43:10+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://stereotype.x-day.org/blog/archives/000276.html">
<title>八門金鎖</title>
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<description>　会社の人のお祝い事に出席するついでに都市部に新しく出来たでっかい本屋に行って、箍が外れたように沢山本を買いました。しめて 8,195 円也。 ◆本日の購入本＠紀伊国屋 ・「大好きな本　川上弘美[書評集]」川上弘美／朝日新聞社　ISBN：978-4-02-250323-7 ・「その名にちなんで」ジュンパ・ラヒリ／新潮クレスト・ブックス ISBN：978-4-10-590040-3 ・「外科室・海城発電 他五篇」泉鏡花／岩波文庫　ISBN：978-4-00-312712-9 ・「オフィスのオトナ語ぴったり英語フレーズ」岩村圭南／アルク　ISBN：978-4-7574-1270-5 ・「ゴシップ的日本語論」丸谷才一／文春文庫　ISBN：978-4-16-713819-6 ・「2 週間で小説を書く！」清水良典／幻冬社新書　ISBN：978-4-344-98007-7 ・「相棒」脚本 輿水泰弘　ノベライズ 碇卯人／朝日文庫　ISBN：978-4-02-264416-9 　うーわー、しーあーわーせー。現在もたっくさん積読あるんだけど、まだまだこんなに読む本がある事がすんげえ幸せ。あああああたまんねえ～。読書大好き。未読の本がこんなにも沢山あるこの世界、万歳。...</description>
<dc:subject>積読</dc:subject>
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<item rdf:about="http://stereotype.x-day.org/blog/archives/000275.html">
<title>「プロフェッショナルアイディア。」小沢正光</title>
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<description>●本日の読書 ・「プロフェッショナルアイディア。～欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。～」 小沢正光／インプレスジャパン 　会社の上司から借りました。ビジネス書は苦手ですが、比較的楽珍に読み終える事が出来ました。ワンテーマずつ短い章立てになっているのですが、章の冒頭一ページに大フォントで一行、その章の内容がどんと書いてあるので分かりやすいです。主に三回三ラウンド法とその活用方法について書いてあります。 　著者は博報堂出身の人で、だからこの方法も広告業界に向いたアイデア発想法だと思います。私は製造・設計業なので、この方法がどこまで使えるか分かりませんが、搾って搾って三回目、最後に出て来るアイデアが本当に使えるものであると云うのは、時によってはいい方法かもしれません。そも設計時には、ある一つの良いアイデアが浮かび、それを練って煮詰めて完成形に持っていく事が多いですから。 　方法論として参考になりました。実践出来るか否かはまだ分かりませんが、何か変わった案件が来た時に試せればいいなあと思います（今ちょうどそういう要望あるけれど、ちょっとしり込みしている）。...</description>
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